思い出し笑い

拝啓、湊くん元気ですか。

お父さんは久しぶりの現場仕事で
事務所で椅子に座っているより、
はるかに活き活きと楽しんで仕事をしています。

しかし寄る年波には勝てず、細かい字が見えなくて
悪戦苦闘の末に「これ接続しといて」と後輩の仕事を増やし困らせていますが
いい人たちとの出会いもあり、
時には自分を追い込むことも必要だと思います。

今回の仕事で、入社2年目、若干19歳のI君の活躍が目覚ましく、
今回オファーのあった部署の課長さんより
「ぜひ次の仕事もIさんにお願いしたい」と言われています。
本人に聞くと「今回初めてやりました」と言うのですが、
ボクから見てもとても2年目とは思えず、
現地で対等に皆と話しており、自分の2年目と比べると、
その飲み込みの速さのあまりの違いに愕然としています。
昔の人は言いました"芸は身を助く"と。
将来が楽しみな新人くんです。

夕飯はマルエツおつとめ品の国内産うなぎとぬか漬け、
ごぼう、カボチャ、水菜、エノキと豚肉、ちくわぶの味噌仕立て鍋。
なかなか美味。
f:id:mtbr226:20140919005621j:plain

カボチャの煮付けも作りましが、今日は食さず。

ちなみに一昨日は秋刀魚を食べました。
f:id:mtbr226:20140919010003j:plain

確実に秋がやって来ましたね。


ネットのニュースで仲間由紀恵さんと田中哲司さん結婚を知りました。
なんだかとってもお似合いですね。おめでとうございます。
"プロポーズの言葉については「モゴモゴしてて何と言ったかおぼえてないです」と
照れくさそうにはぐらかした。"と記事にありましたが、
数年前の出来事を思い出しました。

リエさんと出会って数回目のデートで山崎まさよしのコンサートに行き、
沖縄料理の居酒屋でしこたま飲んだ帰りに新橋の駅のホームで
「お付き合いしてください!」と言うようなお願いをして
上機嫌で帰ったのですが、

次の横浜デートで、今でも忘れない、都民銀行の前、
リエさんから「この前帰り際に新橋のホームでモゴモゴ言ってたのは一体全体何?」
と言うような趣旨のことを言われたのを思い出して、
思わず吹き出してしまいました。

改めて付き合って欲しいと言うと、リエさんから丁重に断られたのですが、
ここで引き下がってなるものかとあたりを見渡し、
「神戸らんぷ亭」というチェーン店の
「カキフライ始めました」というチラシを見つけて訴えたのでした。
「貝殻のままでは見た目が悪いカキも最初に開けて食べた人がいたわけで、
まずは食べてみないと美味しいかどうかはわからない。
だから時間をかけて判断して欲しい」と。
何だかとっても怪しい理屈ですね(笑)

あれから8年の月日が流れ、今に至ります。
お父さんは仕事にも恵まれ、最愛のお母さんと結婚することができ
湊も来てくれて最高に幸せです。

最後の最後まで人生は何が起こるかわからない。
だからあきらめず、目先のことに一喜一憂せずに精進し、自分を信じて生きていく。
燃え尽きるギリギリまで命の灯を燃やして。

君のおじいさんがそうであったように。
ボクがそうであるように。

週末二人に会うのが楽しみです。

湊の帰りを待つ、寂しそうなサルヲ。
f:id:mtbr226:20140919010125j:plain